No, David! | だめよ、デイビッド

No, David!
No, David!

<おすすめ度>

    
    
    
    
    

どんな絵本?

この絵本は、著者の David Shannon さんが5歳のときのお話を書いたもので、表紙の男の子がそのDavid(デイヴィッド)くんです。

このDavidくん、何をしてもママに No! (ダメ!) と言われてしまいます。

もちろん、ほかの幼児さんと同じで、わざと悪いことをしようとしているのではなくて、いろいろなことに興味を示して、その思いのまま突き進んじゃうだけなんですけど…。
子どもらしいと言えば子どもらしいんです。
善悪の判断がまだつかないだけで、叱られるとは思わずに(悪いこととは思わずに)やってしまう。
ちょっと面白いから調子に乗ってしまう。
でもそのほとんどがママにとっては No! No! (ダメダメ!) なこと。

「ダメ、ダメ!」
「ダメって言ったらダメ!」
「だから言ったでしょ?!」
とついつい感情的になってしまうママ。。。

幼児さんは幼児さんの目線で、ママはママの目線で楽しめ、共感したり反省したり、いろいろな意味でどのページにもハマる絵本です。

このDavidくん、愛称は Davey (デイヴィー) で、David! と叱られっぱなしだけど最後に Come here. (おいで) と呼ばれるときは Davey になっています。

そして No! No! ばかり言っていたママが Yes, David. I love you. と抱きしめています。

少しイタズラが過ぎるくらいの幼児さんや、ついつい叱りすぎちゃうママにオススメの絵本です。

子育てに使えそうな英語表現

Yes, David. I love you.

Davidをお子さんの名前に変えて言いましょう!

絵本では一番最後にギュッと抱きしめて言っています。

Yes, David. I love you.

この Yes の部分、日本語に翻訳された「だめよ、デイビッド」では「よしよし」と訳されています。

「いいのよ」ではダメと言って叱ったことがダメではないニュアンスになるし、
「いい子ね」もまた違うし、やっぱり「よしよし」なんだと思います。

日本語では照れくさい I love you. ですが、ギュッとして声に出して言ってあげましょう(*^^*)
No, No!を言い過ぎたなと思う日は忘れずに。

Yes, 〜(お子さんの名前). I love you.

絵本の情報

David Shannon (著)
ハードカバー
22.3 × 28.7 cm
この絵本にはペーパーバックやボードブックもあります。
この絵本には日本語の翻訳本「だめよ、デイビッド」があります。
この絵本には他にもシリーズがあります。
ほか、この絵本の詳細やレビューなどはコチラから。
No, David! (amazon)

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