<おすすめ度>
どんな絵本?
魔女がパンプキンパイを作ろうとカボチャの種を蒔きました。
カボチャはどんどん大きくなり、いざ収穫しようとしたら大きすぎて抜けません。
そこへゴーストがやって来て動かそうとしたけど、カボチャは動きません。
次に吸血鬼が、そしてミイラがやってきて、それぞれで引っ張ってみるけどやっぱりダメです。
最後にコオモリが飛んできてみんなで引っ張ることを提案します。
大きなカブのお話がハロウィンバージョンになったような感じです。
みんな並んで、いっせいに引っ張ったら・・・スポッ!
コオモリが飛んできたときには、ほかのみんなはコオモリの小さな力で抜けるわけがないと笑ったのですが、その小さくて力のないコオモリが出したアイデアで解決したという “教え” のある内容です。
幼児さんには少し絵が怖い気もしますが、大きなカブのお話を知っていれば、すぐに絵本の世界に入り込んでハマれる絵本です。
子育てに使えそうな英語表現
Let me try. (やらせてみて)
吸血鬼やゴースト、ミイラが言ったセリフです。
誰かが何かをしていると自分もやりたくなるのが幼児期です。
できそうなことでも、きっと無理ということでも “やってみたい” という気持ちになることはとてもいいことです。
お子さんが「させて!」と言うタイミングのときに、「”Let me try.”って英語で言ったらOK」ということにしたら、きっとすぐ覚えちゃう表現です。
me にアクセントをおきましょう。
“Let me try.”
絵本の情報
Erica Silverman (著)
S.D. Schindler (イラスト)
ペーパーバック
25.4 x 20.3 ㎝
この絵本にはハードカバーもあります。
この絵本には日本語の翻訳本「大きなカボチャ」があります。
ほか、この絵本の詳細やレビューなどはコチラから。
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