<おすすめ度>
どんな絵本?
幼児さんが待ちに待ったクリスマスイブ。
2頭のトナカイさんがいなくなろうとしています!
大変!
サンタさんと一緒に追いかけよう!
と、表紙にいるサンタさんを取り出して、サンタさんと一緒に絵本の中を跳んで歩くという楽しいしかけ絵本です。
各ページに縦長の穴が隠されていて、サンタがくぐれるしかけになっています。
まずはその縦長の穴を見つけなければなりません。
めくれるフラップがいくつかあり、
「サンタさんが通れるのはここかな?それともこっちかな?」
と、あっちこっちめくって探せるようになっています。
サンタさんが通れそうな隙間を見つけたらそこににサンタさんを差し込んで、そのままページをめくると、その差し込んだサンタさんが次のページに現れる!というしかけなんです。
お部屋の中を探したり、ちょっと暗くて怖いところや、トナカイがいそうな森の中も通ります。
まさに絵本の中に入り込めるとても楽しい絵本です。
1〜2歳児ちゃんはフラップをめくるだけでも楽しいし、3歳、4歳、5歳児さんはサンタさんを隙間に通すことでより楽しめます。
文章は少し長めですが、韻を踏んでいるので、英語がス〜ッと耳に入るようリズミカルに読んであげるといいでしょう。
文章を読みながらぜんぶを樂しむなら小学生以上のお子さんにもおすすめです(^^)
韻を踏んでいるのは
air – spare
go – know
too – boo
long – gone
believe – Eve
sleep – leap
など。
ストーリー、しかけ、最後のオチまで、ハマる楽しさがたくさんあり、大人も楽しめる絵本です。
子育てに使えそうな英語表現
“Timber!” (倒れるぞ~!)
絵本の中で、木こりたちが木を切っています。
“サンタさんが通れる隙間はここかな?”
と、フラップをめくるとそこには隙間は無くて、
“Timber!”
と、木が倒れるときの合言葉が書かれています。
幼児さんたちは、積み木やブロックを高く積んだりしているときに使えます(^^)
もう積めない!
うわ〜
倒れる!
という瞬間に言いましょう。
“Timber!”
絵本の情報
Vincent Bourgeau (著)
Shoshanna Kirk (翻訳)
ハードカバー
21.5 cm x 21.8 cm
ほか、この絵本の詳細やレビューなどはコチラから。
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