<おすすめ度>
どんな絵本?
どこかから聞こえてきた “Boo!(ブ〜!)” という声。
誰だろう?と吸血鬼がお部屋のあちこちにいるハロウィンキャラクターたちに聞いてみますが、みんなの返事は”No. (言ってないよ)” 。
ハロウィンキャラクターの名前と返事の文章とで韻を踏んでいます。
例えば
ghost (ゴースト) なら
No. I’m making toast. (いいえ。トーストを焼いてます。)
witches (魔女たち)は
We’re sewing stitches. (スティッチ=刺しゅうをしています。)
といった感じです。
そして最後、いったい誰だろう?と思ったら・・・。
最後はハロウィンキャラクターたちみんながその声の主(とても小さい生き物です)におびえて
Eeeek! (キャ〜〜〜!) とソファの上で震えあがるというおもしろいお話です。
絵のかわいさとストーリーのおもしろさから、かわいくて怖くないハロウィンが好きという幼児さんがハマる絵本です。
フラップをめくるしかけになっていて、めくるのが好きな2歳〜3歳児さんはワクワクを何度も楽しめます。
韻を踏んでいる部分を何度も読み返してそのコトバのリズムを楽しむなら4歳〜5歳児さんにおすすめの絵本です。
子育てに使えそうな英語表現
Someone said 〜. (誰かが〜って言った)
絵本のいちばん最初に書いてある表現です。
声が聞こえたけど誰が言ったかわからないときに使えます。
そのあとに
Who said 〜? (誰が言ったかな?)
Did you say 〜? (あなたが言った?)
なども一緒に使うと、会話も広がります(^^)
お子さんが言ったことがはっきり分かっていても、ふざけて「ん〜?誰か、なにか言ったなぁ。誰かなぁ〜?」と聞くことってありますね。
そんなときに使いましょう。
Someone said 〜.
Who said 〜?
Did you say 〜?
お子さんが
No,no!(言ってないよ!)
とごまかしたら
Then who? (じゃ、誰だろう?)
Who said 〜? (誰かなぁ?)
とキョロキョロ探すフリをすると、あそびが永久に続きそうです(^^)
独り言だけどお子さんに聞こえるように言いましょう。
Someone said 〜.
Who said 〜?
絵本の情報
Phyllis Root (著)
Ana Martín Larrañaga (イラスト)
ボードブック
17.78 ㎝ × 17.78㎝
ほか、この絵本の詳細やレビューなどはコチラから。
Who Said Boo?(amazon)