<おすすめ度> 0歳児 1歳児 2~3歳児 4~5歳児 6歳児以上
どんな絵本?
動物の赤ちゃんたちが
Mama, where are you? (ママ、どこにいるの?)
とママを探します。
どのページにも大きなフラップがついていて、それをめくるとママの顔が見えるしくみになっています。
この “(ママが) いた!” という繰り返しが1〜2歳児さんのヒットポイントにハマるようで、フラップをめくった瞬間パッと笑顔になります。
そして、読み進めるうちにそのホッとした気持ちと嬉しい気持ちがどんどん重なって、心がほんわかと温かくなるステキな絵本です(*´∀`*)
最後のページは、大きな大きなママパンダのお腹に、ちっちゃなちっちゃな赤ちゃんパンダが乗っかっていて、ママは “I’m everywhere.” (どこにでもいるわよ) と言っています。
思わず「わぁ〜(*^^*)」という声を出してしまうようなかわいさです。
パンダの赤ちゃんはとても小さくて、見渡すとぜんぶがママのお腹です。
どこを見てもママがいます。
I’m everywhere.
“いつでもどこでもママはあなたのそばにいますよ” というママの愛情が、この I’m everywhere. に含まれているのだろうと思うと、キュンとなるような良いコトバです。
嬉しいときも悲しいときも、見ていてほしいときも、助けてほしいときも、ママはいつでもそばにいて味方になってくれる。そんなふうに思える絵本です。
子育てに使えそうな英語表現
Mama, where are you? (ママ、どこ?)
絵本のタイトルにもなっているこの表現、お子さんが口にするには、その前に身近な大人がたくさん使うといいでしょう。
まずママやパパがお子さんを探すときに使いましょう。
~(お子さんの名前), where are you?
※名前があとにきてもOKです。
Where are you, ~(誰々)
パパを探そうか?、ママを探そうか?とお子さんと一緒に
Daddy, where are you? (パパ、どこ?)
Mommy(Mama), where are you? (ママ、どこ?)
と言いながら探すのもアリです。
Where is he/she? (どこだろう?)
Where are you, Daddy/Mommy? (どこ~?)
などちょっとニュアンスの違う表現を使いながら探すだけでも、たくさんの英語を聞くことになるので、探している間も簡単な英語でつぶやきましょう^^
見つけたら
I found you! (見ぃつけた!)
There you are! (ここにいたのね!)
です。
バスタオルやクッションでちょっと隠れるだけでも楽しいです。
小さいお子さんにとって、頭隠して尻隠さずの『見えているのに探す』かくれんぼごっこはすごく楽しいようで、大人が思っている以上に喜びます。
ぜひお試しください。
Mama, where are you?
絵本の情報
Diane Muldrow (著)
Rick Peterson (イラスト)
ボードブック
19.05 × 19.05 ㎝
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Mama, Where are You? (amazon)