<おすすめ度>
どんな絵本?
日本語版では「まじょとねこどんほうきでゆくよ」というタイトルで出ています。
ネコを乗せて空を飛んでいる魔女が帽子、リボン、杖などをどんどん落としてしまい、そのたびにイヌや鳥、カエルに拾ってもらい、お礼にホウキに乗せてあげる…という流れでお話が進みます。
気のいい魔女はみんなを次々乗せて乗せてあげるのですが、最後にはとうとうホウキが折れてしまいます。
お話の展開がとてもおもしろいし、”こわい魔女” のイメージが変わるくらい優しい魔女の姿に心温まるお話です。
こんな魔女ならハロウィンも怖くないかも(#^^#)と思える感じです。
韻を踏んだ文章がリズミカルに心地よく耳に入って、飽きずに楽しく読み進めることができるので、幼児さんから小学生まで幅広くハマれる絵本です。
子育てに使えそうな英語表現
Is there room (on the broom) for me?
タイトルの “Room on the Broom” の room は部屋という意味よりホウキの空き(余裕)の意味で、「まだホウキに乗れる?」という感じで使われています。
実際の生活の中でホウキにまたがることはありませんが、お子さんと魔女ごっこをしたり、バスごっこなどをするときに、この英語表現を使ってみましょう。
Is there room for me?(まだ乗れる?)
何度も聞くときは still を使うといいです。
Is there still room?
ダンボールをバスに見立てて、人形やぬいぐるみをギュッギュッと詰め込みながらのバスごっこも楽しいかと思います(#^^#)
もう乗れなくなったら「満員で〜す!」で出発です(^^)
(There’s) No more room, sorry!
絵本の情報
Julia Donaldson (著)
Axel Scheffler (イラスト)
ペーパーバック 24.6 × 27.4 cm
この絵本にはボードブックやCDつきもあります。
この絵本には日本語の翻訳本「まじょとねこどんほうきでゆくよ」があります。
ほか、この絵本の詳細やレビューなどはコチラから。
Room on the Broom (amazon)