<おすすめ度>
どんな絵本?
サンタさんのところにお手紙が届きました。
「Something special (何か特別なもの) がほしい」と書かれています。
サンタさんはいろいろ考えます。
これは・・・小さすぎる “Too small.”
これは・・・大きすぎる “Too big.”
これは・・・怖すぎ! “Too scary”
too を使って何度も「~すぎる」という表現が出てきます。
フラップをめくるとプレゼントが見える仕組みになっているので、1~2歳児さんならめくることそのものを楽しめますし、4~5歳児さんならすぐにめくらずにヒントをあげて What is it? (何だろう?) と想像したり当てっこあそびをしながら読むと、また違った楽しさを味わえます。
そういう意味では何歳のお子さんでもハマる絵本です。
クリスマスは年に一回なので、毎年、ちょっと忘れた頃に思い出しながら読み、「今年は何がほしい?」と会話を楽しむのもいいでしょう。
また、この絵本のいいところは、サンタさんへのお手紙に「何々をください」と具体的なリクエストをしているのではなく “Something special” とお願いしているところです。
何が贈られてくるかワクワクしながら待つ(#^.^#)
そういう気持ちも大事だと思います。
子育てに使えそうな英語表現
(Let’s) Unwrap the present. (プレゼントを開けてみよう)
サンタさんは何をあげようか考えながらいろいろなものを包んでいます。
その英語表現に wrap up (包む) が使われています。
ちなみに、台所で使うのもラップ(wrap) で food wrap とか plastic wrap などと言います。
届いたプレゼントを開けてみようというときは、この wrap に un をつけて unwrap です。
プレゼント以外でも小包などの包んであるものをあけるときにも使えます。
ただ単に開ける Open とはまた違ったニュアンスなので、状況に応じて使い分けましょう。
Wow! It’s from Grandma! (わぁ、おばあちゃんから何か届いた^o^)
I wonder what’s inside. (なにかしら?)
Let’s unwrap it! (開けてみましょう!)
絵本の情報
Rod Campbell (著)
ボードブック 20㎝×20㎝
この絵本には動物園バージョンもあります。
ほか、この絵本の詳細やレビューなどはコチラから。
Dear Santa (amazon)